歯科技工士とは?
「歯科技工士」 どんな仕事?…
歯科医療の専門職として、失われた歯や歯ぐきを金属、レジン、セラミックスなどの人工材料を用いて修復する装置を製作、修理したり、また歯ならびを治す矯正装置を製作する仕事です。
美味しく食事をするためによく噛めるとともに、楽しく会話ができる美しい修復物を製作するためには専門的な技術力が必要です。
歯で困っておられる患者さんに修復物が装着された時の笑顔が見られた時、歯科技工士の仕事のやりがいを感じます。
歯科技工士は患者さんの「日常生活の質を向上するため」に、常に治療をする歯科医師、予防をする歯科衛生士とともにチーム歯科医療の一員として貢献しています。
人気のある歯科医院の条件として、腕利きの歯科技工士の存在は大きな看板といっても過言ではありません。
今、歯科技工の仕事は大きく変わろうとしています!!
これまでは、手作業が主体であったアナログ的作業から、コンピュータを駆使して切削加工や積層造形法を用いて機械的に製作するデジタル化が進んでいます。口腔内の情報を直接読み取ったり、模型をスキャンニングすることによって、コンピューター画面上で設計し、データを加工機に送信することによって修復物が機械的に製作されます。そのあと、お口の中に装着できるように、適合性を調整したり、個々の患者さんにあった微細な歯の色をつけたりします。このように、人と機械の協同作業(コラボレーション)によって高精度、高品質の修復物や入れ歯が完成するのです。